「3月2日以降の接種は、平成5年度扱いになる」と喜び勇んで、3月5日に捌に狂犬病の予防接種を受けてもらいました。その後、カインズのドッグランを利用できたり、皆さんに紹介できたことは良かったのですが、3月中に受けるととても面倒くさい事になるので、共有できればと思います。
狂犬病予防接種について
- 1年に一度接種をさせなければならない
- その一年とは4/1~3/31の年度で区切られる
- 例外として3/2~3/31に接種した場合、次年度接種済みと看做される
ってルールだけを見ると、早期対処で混雑緩和?と思い捌の接種は早めに終えました。
ところが、3/5の段階では、令和5年度の「狂犬病予防接種済札」も「接種済みシール(玄関に貼るもの)」もこの世のどこにも存在していないのです。
なので、万一噛まれてしまった人の為に、一日でも早めの接種を行っても、市役所での対応が遅いので、新年度(今年だと4/3)ななってから、改めて市役所へ行ってお金(550円)を払って、この2つを手に入れる必要があるんです。
主な問題点
- 行政が狂犬病の予防接種をしてくれる獣医師さんへ、この状況の周知を徹底していない。
- 札があるかどうか(出来上がっているか否か)と、4/1以降しか発行できないルールが別に存在する
- 市役所はルールを守って、4月まで渡してくれない。
- 獣医師さんは札が市役所から届けば、3月中でも札を渡してくれる。
こうなると、来年は早めに打つことは面倒だから、4/1以降に受けようと思うし、だんだん接種自体が面倒になってしまう飼い主さんが居るのも(もちろん義務を果たしていないわけだけど)納得してしまいます。
さらに一度これに引っかかって来年は4/1以降に接種するように変えると、犬と人間が一番楽しく遊べる、来年の今の時期(3/5~4/15頃)は民間のドッグランが利用出来なくなります😢
犬は”年度”などを気にして生まれてこないし、人間でも幼稚園に入るころまでは”年度”ではなく、「生後○○ケ月目」で予防接種などを行うので、ワンちゃんもその様な形に変えて欲しいと思います。普通のワクチンは出来ているのに、狂犬病の予防接種だけできないのは納得できない…
犬を飼わない人にも大きな影響が
行政の狂犬病の予防接種対応がグダグダなので、犬を飼いながらも予防接種を受けていない人がたくさん居ます。実際の数字は令和3年度で約30%のワンちゃんが狂犬病の予防接種を受けていません。
この分母は飼い犬登録の「犬鑑札」を取得しているワンちゃん限定なので、実際は半数の犬も受けていないと言われています。
つまり、街ですれ違う犬の2頭のうち1頭は狂犬病の予防接種を受けていないのです。怖くないですか???
ちゃんと登録・接種しているワンちゃんの首輪にはこの様な二つの札が付いています。捌は迷子になったとき用に、電話番号が書かれたケースに入れて、首輪にしっかり付けています。
万一、街で犬に嚙まれてしまったらこれらの有無を確認して、無かったら傷が浅くても大至急病院へ行きましょう。繰り返しますが、飼い犬の50%は狂犬病の予防接種を受けていませんので。
と言う事で、華は捌にだけは安心して噛まれてます💦
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